人は一生の内にお金はいくらあれば満足できるのだろうか?

人生で必要な金額は『2億円』と言われていますが聞いたことはある方も多いと思います。

しかし、あくまでも「必要」ということなので、本当に満足できる金額はいくらなのでしょうか?

実際には誰もが”少しでも良いサービス”を受けて【質】が高い方がいいと思います。

当然、【質】が上がるのであれば、金額も高くなっていくものなので2億円よりも稼ぐ必要性が出てきます。

また、政治的にも消費税が上がったり被災地支援ということで特に通知もなく確定申告で戻ってくるはずの金額から

4分の3も国から徴収されます。

※画像は確定申告の項目にある部分です。実際に4分の3が差し引かれていました。。

せめて通知は欲しいものです。

年々、被害が出る地域も増えてきています。

その為、国はあの手この手でお金を徴収しようとしてくることが予想されます。

そう考えると、そもそも2億円で足りるのでしょうか?

人生の外せないイベント

結婚

まずは男女ともに結婚というイベントがあります。

特に女性はほとんどの方が結婚式を行いたいのではないでしょうか?

男性もパートナーの女性の気持ちを考えると幸せも2倍になるのではないでしょうか?

結婚式を行わない場合

決定的なのは、結婚式を行っていないとなんと!!

”離婚率”が上がるというデータが出ているのです。

実に結婚式を行っていない家庭はなんと『8割』が離婚してしまうということです。

驚きですね。。。

参考サイトはこちら:アニベニセル

結婚式を行う場合の費用

挙式・披露宴での平均金額は300~350万円という結果に。

最高金額でも500万円以上という枠になります。

つまり”500~600万円”を予算として考えておくと平均以上で満足いく質が求められると考えられます。

また、ご両親、親族からの援助を受けている方々が半数以上に上るので、実際に相談してみるといいでしょう。

参考サイトはこちら:みんなのウェディング

子育て

子供一人に対する費用で6歳までで、約737万円かかります。

それから学校に通い教育を受けるわけですが、国公立と私立で物凄い差があります。

実にその差は実に約2.5倍。。。

大学まで進学したとして、国公立では約986万円、私立では文系2,447万円、理系2,589万円

高校まで進学したとして、国公立では約528万円、私立では1,771万円

参考サイトはこちら:アミュエル

当然その他、習い事や塾、スポーツと費用はかかります。

中でも、月謝としての金額だけでなく、交通費や習い事の付き合いで食事などの費用を計算に入れていないことがあり、

調べてみると倍の値段がかかっていたというケースもある様です。

現実的に海外への留学や留年、浪人、スポーツや文学といった子供に対しての選択肢を考えると

2,000万円では足りないと考えられます。

少なくとも3,000万円あれば満足いく教育を受けることが可能かと考えられます。

マイカー購入

若者の車離れという言葉をよく耳にするようになりましたが、車が必要ないほど、

首都圏では公共機関の発展、通販で生活必需品は揃えることが出来ます。

その上で車があった方が便利なのは間違いないですが、「お金」が理由で持たない人が多いのが現実です。

その分、レンタカーやカーシェアリングが発展してきてますね。

日本自動車工業会の調査によると実に5割の方が車に関心がないという結果が出たようです。

住む地域によっては車が必須という場合もありますが、どれくらい費用が掛かるのでしょうか?

車は普通車で230万円の計算ですが、どちらかというと比較的安い車での計算だと思います。

その他、自動車税、自賠責保険、任意保険、車検代、ガソリン代、メンテナンス代、駐車場代

と車を維持して利用する上でかかる項目だけでも多いですね。

費用で見てみると、230万円の車を10年乗るという計算であれば年間約70万円×10年は約700万円になります。

実際に車に乗る年齢を考えると20~70歳の50年で計算するとなると、700万円×5年で約3,500万円になります

車の230万円が安くなるか高くなるかで変わってはきますが、金額だけ見ると家が建てられますね。

参考サイトはこちら:GROWRICH

それだけしても車を購入するメリットや必要性がないと車離れになるのも無理はないなと思いますし、

免許証の更新も正直お金を払って行うのもどこか納得がいかないですね。

交通ルールを守れない人からの徴収は納得が出来ますが。。。

マイホーム購入

マイホームを購入するにあたって、安く建てようとするなら1,500万円以下で建てられるようです。

ただ、条件は色々あるようですが。

平均は2,500~3,000万円のようです。

年収が2,000万円を超える世帯のようですが、7,000万円以上の家を建てることも可能なようです。

戸建て・マンションの平均は下記のようになるようです。

【戸建て】

・新築:32,733,968円

・中古:23,300,000円

【マンション】

・新築:34,854,368円

・中古:25,113,636円

参考サイトはこちら:引っ越し侍

最高でも7,000万円があれば満足した家は十分建てられるようですね。

介護費用

【在宅介護】【老人ホーム】と選択肢はありますが、お金があることで選択肢が増えることは事実です。

・在宅介護

要介護度によって金額は変わりますが、平均的には69,000円が月々にかかるようです。

年間で見ると×12カ月なので828,000円

平均寿命から見て10年かかるケースが多いようです。

また、何かと利用するにあたって初期費用が伴うのでざっくりの計算にはなりますが、

在宅介護では約900万円必要です。

やはり家族と最後まで一緒にいたいという気持ちも分かりますね。

参考サイトはこちら:探しっくす

・有料老人ホーム

「介護型」「住居型」「健康型」とありますが、家賃と食費を含め、平均として月額20万円ほどはかかるようです。

また入居一時金というのも必要で、高級有料老人ホームになるとなんと! 数千万円とかかる場合があるようです。

仮に入居一時金が100万円で月々が20万円だとすると、10年間で2,500万円になります。

・特別養護老人ホーム

要介護3以上の条件があり、待機待ちの方も数多くいるようです。

入居一時金はなく、月額は7~15万円ほどと、有料老人ホームの民間よりも半額というところです。

しかし、中には個室がいいということも選べるようで、個室の場合は空きが多少はあるようですが料金が上がる様です。

仮に月々が15万円だとすると、入居一時金が必要ないので、10年間で1,800万円となります。

・サービス付き高齢者向け住宅

バリアフリー構造等を有し、介護・医療と連携し高齢者を支援するサービスを提供する住宅です。

入居一時金は0円~数百万円と施設によって大きく差があります。

月々、家賃や管理費を含めて15~20万円ほどです。

ただし、外部の介護サービスを利用するため、要介護度によっては対応できないケースもあるので注意が必要です。

仮に入居一時金はなしで月々20万円だとすると、10年間で2,400万円となります。

10年間の計算で、約900百万円~約3,000万円(入居一時金次第)は念頭に置いておく必要がある様ですね。

老後生活費

ゆとりのある老後生活費としては月々35万円必要と言われています。(夫婦二人の計算です)

定年退職が65歳だとして、その後年間420万円でゆとりのある生活ができる計算になります。

平均寿命で試算すると男性が約81歳、女性が約87歳なので夫婦二人だと16年。

その後、奥様が一人暮らしだとして7割の試算をしてみます。

35万円×12カ月で年間420万円

420万円×16年(夫婦二人)=6,720万円

奥様が一人になって7割だと、420万円の7割で年間294万円

294万円×6年=1,754万円

6,720万円+1,754万円=8,474万円

ゆとりある老後生活には8,474万円があればいいようです。

参考サイトはこちら:生命保険文化センターに関する調査厚生労働省

葬式

必ず誰でも平等にあ然のことですが、中には費用をかけて行う方もいるようです。

TVやネットで参考にしているサイトがこちら:日本消費者協会 葬儀についてのアンケート調査

こちらでは800万円以上かけている方もいるようでしたが、

データとしてはあまりに不十分のため平均は特に参考にならないようです。

参考サイトはこちら

理由は、アンケートのサンプル数と調査対象者がおかしいようです。

・あきらかにアンケート数が少ない(2003年のアンケートで近畿地方の葬儀一式費用の項目の回答者ははなんとたった1人! )

・調査対象者が「実際に葬儀費用を支払った人」を対象にすべきですが、「ご家族に葬儀があった人」を対象としています。

対象者が広くなるようになった上で、回答者がたったの1人というデータはあまり参考にできないですね。。。

ただ今回は、あくまで最高金額をまとめているので、参考程度に記載しておきます。

調べると費用は平均としては200万円として扱っているようですが、50万円以下にすることも可能なようです。

※結婚式でドレスパンツはあり!?マナーとして問題ないのか!?

まとめ

上記のイベントだけをまとめると、

結婚:600万円

子育て:3,000万円(一人)

マイカー購入:3,500万円(230万円の車)

マイホーム購入:7,000万円

介護費用:3,000万円

老後生活費:8,474万円

葬式:800万円

合計:2億6374万円

実際には緊急で必要なお金、医療費などお金がかかる機会はたくさんあります。

国からの税金項目もまだ増えることは考えられる為、稼ぐだけでなく支出を減らしつつ、補助金や助成金といった国からの援助はしっかり活用して頂けたらと思います。