夏になるとやってくるお祭りシーズン!
女の子は誰だって浴衣を着たくなるものですよね。
しかし、売っている浴衣はほとんど似たり寄ったりで、個性的な物はなかなかないですよね。
そんなことを思っている人は、自分だけの浴衣を作ってしまえばいいんです。
実は浴衣作りはそんなに難しいものではないんですよ。
でも、費用や時間がどんくらいかかるのか、不安に思っている人もいるでしょう。
そこで、本記事では浴衣を手作りする為には、どんな素材や種類の生地をどのくらい用意したらいいのか、時間や費用はどのくらいかかるのか、徹底解析していきます。
Contents
浴衣を作るのに必要な素材や種類とは?
浴衣作りには、『反物』を使用するのが一般的ですが、最近では『洋服の生地』で作る人もいます。
「綿」「麻」「ダブルガーゼ」「サッカー地」などの通気性に優れた物がいいでしょう。
雑貨屋さんやホームセンターで安い布を選べば、既製品より安く作る事が出来ますよ。
しかし、布を選ぶときには注意点があります。
大き目の柄を選んでしまうと、裁ち縫いで柄合わせが必要になってしまいます。
ですので、初めて浴衣を作る人でしたら、無地の物や総柄の物を選んだ方が、柄合わせは必要ないので簡単ですよ。
浴衣作りに必要な道具も紹介しときますね。
実は専門的な道具は必要なく、基本的なソーイングセットで大丈夫なんです。
裁ちばさみ・糸きりばさみ・針・まち針・手縫い糸(ミシンの場合はミシン糸)・しつけ糸・チャコペン・ものさし・アイロン
もし足りない物があれば、手芸屋さんで簡単に手に入りますよ。
浴衣を作るのに必要な費用や時間は?
浴衣を作るのにかかる費用
反物を呉服店や手芸屋さんで購入する場合、値段はピンキリですが、1万~2万円ぐらいでしょうか。
今はネットでも反物は多く販売されていて、ネットはかなり安いです。
5,000円前後で販売されているものもありますので、気に入った柄がある様でしたら、ネット販売を活用するのもいいと思います。
作るのに必要な道具は先程紹介したように9点だけですので、もし無い物があっても手芸屋さんで安く手に入ります。
後、浴衣を作るのには『型紙』が必要です。
手芸店で買う場合は1,000円以内で売っていますし、浴衣の作り方の本の付録にもついています。
今ではインターネットで無料ダウンロードも出来ますので、こちらを利用するのもいいでしょう。
ですので、浴衣を作るのに必要な費用は、実質生地代だけなんです。
浴衣を作るのに必要な時間
個々のスピードにもよりますが、だいたい10時間から12時間程度です。
私も高校の時に授業で浴衣を作りましたが、1時間の授業で3か月くらいかかったと思います。
その授業ではほとんどミシンを使いましたので、もし手縫いだけで仕上げようと思っている方は、もっと時間がかかってしまうと思います。
浴衣を布で作る場合にどれくらいの量が必要なのだろうか?
反物だと、幅が38センチほどで、長さが12~13メートルくらいで販売されてあります。
長いので、棒に巻かれていますが、それ1本で浴衣が1着作れる感じです。
反物ではなく、普通の生地で作る場合は、幅が110センチ前後の物を買うなら長さは3.5メートルほど必要になります。
柄合わせが必要な生地でしたら、もう少し長く必要です。
また、背が高い方やふくよかな方も、少し長めに購入する事をオススメします。
※【保存版】浴衣や帯のお手入れ方法とは?クリーニングに出す必要はある?
まとめ
浴衣を作るのにはどれぐらいの費用や時間がかかるのか紹介させて頂きました。
売っている浴衣はサイズ展開の幅も少ないので、既製品だとしっくりこない方や、自分だけの浴衣を作ってみたい方は、ぜひ挑戦してみて下さい。
また、子供の浴衣も同じように作ることが出来ますので、お子様に作ってあげると、とても喜ぶと思いますよ。