受験を控えた保護者にとって、子どもが勉強をしないのを黙って見ていることなんて、無理ですよね。
私も、今大学生の子どもがいます。
やっと受験が終わりました。
もちろん受験生だから頑張る!と勉強したわけではありません。
でも何とか、受験までのは勉強できるようになってくれました。
わたしの経験をお話したいと思います。
勉強をしたくなくて泣き出す場合ははどうしたらいいのか!?
受験生の夏にこれではやばいと思って塾の夏期講習を申し込みました。
今までは、部活動の吹奏楽部で頑張っていたのはいいのですが、受験生だから練習がないとか全くない部活でした。
全て部活が中心の高校生生活を送っていて、夏休みぎりぎりまで練習が毎日ありました。
本人は、受験生という自覚はあるようなないようなという感じでした。
私自身も焦っていたのもあるのですが、勉強しなさいと口うるさく言ってしまっていました。
すると決まって泣き出すんです。
「なんで勉強しなきゃいけないのか分からない。」
「勉強なんて意味ないじゃん。」
「お母さんもそんなに勉強しなくていいって言ってたじゃん。」
と決まっていつも私へ攻撃が向いていました。
そんなこと言ってたって仕方ないから、勉強して欲しかったのですが、しくしくと泣き出すのでどうしたものか悩みました。
そんな時は、塾の先生に相談していました。
子どもの行っていた塾は個人塾で個人個人にあった指導をしてくれます。
子どものことをよく理解してくれて、いつもこと細かく親への報告がありました。
先生がおっしゃるには、
お子さんは今自分の中で葛藤している時期であること。
勉強が必要なことはわかっているけれど、ただ今の状況から逃げる口実が欲しいだけでそういっているだけです。
決して勉強が必要ないなど思ってはいないので安心してくださいと励ましてくださいました。
そして、そうなったときはよく話を聴いてあげてくださいとのことでした。
うんうんとうなづいて、ただただ聴いてあげてほしいと。
アドバイスは全くいらないのでただ聴いてあげてください。
そうすることで、自分の中に落としどころを見つけて、勉強できるようになる。
そう教えていただきました。
これを聞いてから実際に実行するのはかなりの忍耐が必要でした。
しかし、子どもも頑張ってるんだと心を持たせて聴く努力をしました。
すると、「でもしなきゃな。」と勉強に向かえる日が増えてきました。
勉強をする理由は意味とは?!特に勉強しやすい時期の高校生、中学生は必読か!?
勉強する理由や意味が感じられない、高校生や中学生がたくさんいると思います。
それは、テストのために勉強をしているからだと思います。
勉強はそもそも自分のためにしていることなのに、いつの間にやら、テストの点をとるためだけにしているようにいなってきます。
それはなぜだと思いますか?
今の学校教育事態が、テストでしか個人の能力を測ることができいからです。
単元が一つ終わればテスト。
そんな授業を小学生のうちから繰り返ししてきたため、いつの間にか勉強の楽しさを忘れてしまったのかもしれません。
そんな時は、私がおすすめしたいのは、大学生や社会人の少し上の先輩の話を聞いてみてください。
あなたが尊敬する先輩です。
あなたがなりたいものになっている先輩がいいです。
その人が今のあなたの状況をみて全員がうらやましいというはずです。
それはなぜだと思いますか?
それは時間があるからです。
好きなことを学べる時間が高校時代中学時代にはたくさんあるのです。
部活も塾もあって忙しくてそんな時間なんてないという人もいることでしょう。
しかし、部活も塾もいける時間があるのです。
夢をかなえている先輩たちは一分一秒無駄にせずに今の勉強や仕事をしていると思います。
時間に余裕があれば、もっと勉強したい!もっと講座を受けたい!
もっといろんな人の話が聴きたいと思っています。
あなたはその先輩たちにないものを手に入れているんです。
もしかすると自分の夢がはっきりしていない人もいるかもしれませんね。
憧れの先輩がいないという人は、いろんな人の経験を書かれた本を読んでみて下さい。
人は、必ず一つ誰にも負けない、付加価値をもっています。
それがなんなのか見つける時間にしてもいいですね。
※勉強するのにやる気が出ない高校生はどんな対策しているのか!?
※勉強でやる気を出す為の習慣付ける方法やモチベーションの出し方とは!?
まとめ
こどもたちに希望や未来を語るのが難しい時代に私たちは、子育てしているのかもしれません。
子どもを大企業の社長にしよう!お医者さんにしよう!
そう思いながら子育てしてきたわけでは、ないはずです。
子育てのゴールは自立です。
自分がどう生きていこうか、中学生高校生は探っている時代なのです。
どうか子どもたちに輝かしい未来はあるんだと勇気づけてあげましょう。
そして、子どものことを信じて話をじっくり聴いてあげましょう。
そうすれば、子供たちは自分ですっくと立ちあなたの元から、自立していきます。
それを静かに見守ることが、私たち親が子育ての卒業前にしなければいけないことなのではないでしょうか。