私は3人の子供を育てている主婦です。
私も、父親なのになんで何にもしてくれないんだろう?
なんでこんな人と結婚してしまったんだろう?
毎日こんなに頑張っているのになんでスマホをみてゲームできるんだろう?
少しでもいいから協力してくれてもいいのになんで先に寝ちゃうの?
なんで?なんで?なんで?
そう思いながらもがき苦しんでいました。
子育て中の父親が協力してくれない母親はきっとたくさんいます。
3人育ててみた経験から学んだことをお伝えします。
父親はなぜ育児しないのか?
どうして父親は、育児をしないと思いますか?
これは、「分からないことが原因」です。
どうしたらいいのか、何をしたらいいのか、なんで妻がイラついているのか分からないんです。
こんなに大変なのになんで分からないの?
そんなはずないと思うかもしれませんが、男の人はそもそも女の人のように、
子供の変化や気持ちを瞬時に理解することが苦手なのです。
朝の状況で母親、父親目線での例をあげてみます。
母親目線
朝の忙しい時間にバタバタと朝の準備に追われている中、子供が起きてきます。
トイレに連れて行き、着替えをさせ顔を洗い朝ごはんを食べさせます。
保育園の連絡帳に朝ご飯に何を食べたか記入して、手早くメイクを済ませます。
自分の朝ごはんは立ったまま残り物をつまみます。
そんな慌ただしい中、主人は自分の出勤時間ギリギリに起きたので朝ごはんを用意します。
主人はスマホをチェックしながら、ゆったりと朝ごはん。
子供がぐずって朝ごはんを食べようとしないので、なだめながら食べさせます。
すると主人の朝ごはんを用意しているときに、子供が牛乳をこぼしました。
テーブルから滴り落ちる牛乳。
あなたは急いで牛乳をふき取ります。
子供にも牛乳がかかってせっかく着替えたのにもう一度着替えさせなければいけません。
そんな時ご主人は何事もなったように、コーヒーを飲んでいます。
あなたが時間を気にしながら必死に牛乳をふき取って着替えさせている最中ですが、まるで見えてないかのように振舞う父親。
「ちょっと、手伝ってよ!」というと、
「ごめん!用意しないと。」と歯磨きを始めました。
イライラしつつも喧嘩している暇はありません。
保育園の時間がせまります。
やっと用意ができて玄関で靴を履かせていざ出発のときに
「ママうんこ。」
これはほんの朝の一場面です。
これが365日毎朝ですものイライラしない訳がありません。
父親目線
では、父親の立場からみるとどうでしょうか?
目覚ましが鳴って起きました。
いつもの朝食を食べてスマホで今日のニュースをチェックします。
子供が牛乳をこぼしました。
妻がやっているし、仕事に遅れたらいけないし自分の用意をしてしまおう。
なんか妻がイラついてるなあ。
オーこわ!触らぬ神にたたりなし!
さっさと仕事行ってしまおう。
本気でこんな感じで思っています。
妻が忙しそうだなあ。
とか手伝ってあげないと!
なんてこれっぽっちも思っていません。
本気で分かっていないのですから。
それを理解してから私は、主人に具体的に困っていることを頼むようにしました。
手伝ってよ!
では絶対に伝わりません。
具体的に、私は牛乳を拭かなくちゃいけないから、子供の服を持ってきてもらってもいい?
わあ!助かる!
パパに着せてもらおっか?
助かったよ!ありがとう!
小さな子供に言うくらいこと細かく指示を出すようにします。
そして大事なことは認めて、感謝を伝えましょう。
そうしていくうちにだんだんと父親も成長していきます。
けっして諦めずに伝え続けてみて下さい。
子育てがつらい方へ もう一踏ん張りできるように
今、もう無理。一人になりたい。ゆっくり眠りたい。何も考えないでダラダラ過ごしたい。
逃げ出したいと思っているかもしれません。
もっと旦那が協力的ならこんな思いしなくて済むのに。
そう思ってもいいんです。
しんどいですよね。
あなたはよく頑張りました。
そうやって自分を認めてあげてください。
人は、自分が大切にされていないと感じたときに怒りを覚えるらしいです。
「いつもありがとう。」
「君のおかげで毎日幸せだよ。」
そういってもらえるだけで頑張れますよね?
家の旦那がそんなこと言うはずない!
そんなこと一度も言ってもらったことない!
そう思う人は、イライラして当たり前です。
ではどうしたら言ってもらえるのでしょうか?
それはあなたが言えばいいのです。
夫婦は合わせ鏡と言われています。
実際、イライラマックスの時に私もこれを実践してみました。
最初言うのはかなり抵抗がありました。
「何だよ急に」という感じで、旦那も照れていましたがまんざらでもない様子。
ことあるごとに、ありがとう!助かるわ!パパでよかった!よく分かってるよね!
連呼しました。
言葉はただです。節約はしません。
そうするとだんだん主人もありがとうが増えてきました。
ありがとうを言われると気持ちがほっこりしてああ認めてもらえたんだと感じました。
まとめ
まとめてみると
・男の人はそもそも女の人のように気が回らない。
・具体的に指示を出しましょう。
・夫婦は合わせ鏡、あなたがしてもらいたいことをあなたがご主人にしてあげましょう。
子育てはマラソンです。肩の力を抜いてください。