帰省 エアコン つけっぱなし

家を出た後に、「エアコンのスイッチをちゃんと切ったかな?」と心配になることはありませんか?

多くの方は一度は経験したことがあるのではないでしょうか。

しかし、実際にこの経験をしたことのある方の多くは、家に帰るとちゃんと切ってあることが多いようです。

では、本当にエアコンを数日間つけっぱなしで出かけてしまった場合、エアコンはどうなってしまうのか、とても不安になりますよね。

とくに、遠方の実家などに帰省し、すぐには家に戻れない状況の場合、「火事にならないか」「エアコンが故障してしまわないか」など気が気でない状態が続いてしまうことになります。

そこで、数日間家に帰ることができない状況で、エアコンがつけっぱなしだと気付いた場合、エアコンはどうなってしまうのかについてご説明していきますので、参考にしてみてください。

帰省のときエアコンをつけっぱなしにしたが火事の可能性はある?

 エアコン つけっぱなし 火事

帰省して数日間家に帰ることができない場合、つけっぱなしのエアコンから火が出て家が火事になってしまうのではないかと不安でいっぱいになります。

しかし、実際エアコンをつけっぱなしにしても、エアコン本体から火が出る可能性はあまりありません。

理由としては、エアコンは電気で動いており直接ガソリンや火を使用していないからです。

そのため、エアコンが稼働した状態が続いていても本体から火が出るとは考えにくいのです。

しかし、あくまで可能性の話ですが決してゼロではないということも念頭に入れておきましょう。

その理由は、通常運転のエアコンからの出火ではなく、コンセントや故障したエアコンから何らかのトラブルが生じ、そこから発火してしまう可能性があるからです。

コンセントは中で通電が起こっているため、コンセントの破損や差し込みプラグに隙間がある場合は、そこから発火してもおかしくありません。

とくに延長コードなどを使用してエアコンに電気を送っている場合は、注意が必要です。

コンセントに破損部分があった、または抜けかけている状態でエアコンを使用し続けていたのであれば、数日の留守期間のエアコンのつけっぱなしは少し心配かもしれません。

ほかにも、エアコン本体が古く、日頃から止まるなどのトラブルが続いていたエアコンのつけっぱなしも少し不安が感じられます。

エアコン本体が故障することにより、熱を持って発火するということも考えられます。

このようなことから、メンテナンスをきちんとおこなっている、エアコンの周囲の環境にも問題がないという場合であれば、数日間エアコンがつけっぱなしの状態でもそれほど心配する必要はないでしょう。

エアコンをつけっぱなしだと故障の原因になる?

 エアコン 故障

エアコンをつけっぱなしにすると故障するのではないかと思われがちですが、エアコンはそう簡単に壊れる電化製品ではありません。

24時間営業のコンビニや大型のスーパー、ショッピングモールなどでも四六時中エアコンを稼働させていますが、故障したという話はあまり耳にしませんよね。

エアコンは24時間稼働させていても大丈夫なように作られているため、つけっぱなしが原因で壊れるという心配はいらないでしょう。

エアコンは24時間つけっぱなしにしておくほうが、室温を適温に保つでことができるため、つけっぱなしを勧めているメーカーもあるようです。

しかし、これはあくまでエアコンが正常な状態で稼働している場合のみです。

エアコンが故障している、不具合が生じている状態でのつけっぱなしはどのタイミングで故障してしまうかが分からないので、数日間つけっぱなしとなると少し不安が残ります。

留守の数日間の間に故障して止まってしまった場合、その後の稼働状態がどのようになるのかも分からないので帰ってきた時にエアコンが完全に故障してしまっているということもあるかもしれません。

まとめ

せっかく実家に帰省しているのに、「家のエアコンをつけっぱなしにしてきたのではないか」と不安な気持ちで過ごすことは避けたいですよね。

そのため、数日間家をあける際には、エアコンのコンセントプラグを抜いてから家を出るようにしましょう。

忘れなければその部屋のブレーカーをおとしてから出かけると、より安心です。

しかし、どうしてもうっかり忘れてしまい、後でハッと思い出すこともあるでしょう。

その場合は、仕方がありませんがつけっぱなしの状態が数日間続いてしまうことになります。

そのため、万が一そうなってしまうことを想定して、日頃から定期的にエアコンのメンテナンスやチェック、掃除をしておくようにしましょう。

それでは、定期的に注意してみておいてほしいことをいくつか挙げていきますので、ぜひ参考にしてみてください。

エアコンの定期的なチェックポイント

・コンセントプラグが破損していないか、または抜けかけた状態になっていないか
・エアコンの使用中に突然止まってしまったことはないか
・エアコンフィルターに詰まっているゴミは定期的に除去しているか
・エアコン周辺やコンセントプラグ周辺になにか異物などがついていないか

 日頃からこまめにチェックしておくだけでも、数日留守にしてしまった場合でもエアコンから発火したり故障する恐れが少なくなるので心がけるようにしてくださいね。

そうすることで発火や故障に関してだけならず、エアコンの寿命を延ばしたり、効率よく部屋の温度を保つことができるようになり、経済的負担も軽減することも可能になります。