大事に育ててきた息子が結婚して自分が姑になったら
「お嫁さんとはいい関係でありたい!!」
と誰でも思いますよね。
決して最初から
「絶対にお嫁さんとは仲良くしないわ」
なんて考えないと思います。
しかし、実際嫁と姑は他人。
どんなにお互いが気を遣いあっても、所詮は他人。
そのため、ささいな事で嫁と姑の価値観が合わないということも仕方がありません。
とくに母の日に関しては、育ってきた環境により祝い方が異なるので注意が必要です。
お互い自分自身の親が祖母にしてきた母の日を正しいと思っているので、意見の食い違いが出てしまう事はよくあります。
普段は仲が良い嫁と姑でも、イベントの仕方でヒビが入ってしまうことも。
そこで、温和にお互いが気持ちよく母の日を迎えることができるようお話していきたいと思います。
姑よ!母の日なのに無視するのはどうしてだい?
母の日は、母に感謝の気持ちを伝える意味合いを持っています。
もちろん、結婚するとお嫁さんにとって義母も母となるわけですから、母の日には二人の母親に敬意を示すことになります。
一般的には、母の日にはカーネーションをプレゼントする風習がありますね。
他にも、プレゼントを送ったり食事に行ったりする方が多いようですが、人によっては
「母の日は特に何もしない」
という方もいることを、お姑さんも知っておいた方が良いでしょう。
「結婚する前までは、息子は毎年母の日に何かプレゼントをしてくれてたのに…」
と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、結婚すると息子さんとお嫁さん夫婦が相談して母の日を祝うようになることがほとんどです。
そのため、独身時代とは異なる場合が出てきてしまうのは当然のことです。
お嫁さんが母の日は何もしない家庭で育ってきているのであれば、息子さんにも
「母の日は特に何もしなくてもいいよね?」
といった話をされていると思います。
息子さんがそれに同意すると、自然と母の日がなくなってしまうのです。
ここで注意しておきたいのは、母の日に何もしてくれないからといってお嫁さんが悪いと思わないようにすることです。
「私は姑よ!母の日なのに、プレゼントも何もないし無視しているの?!」
と思いがちですが、決して無視しているわけではないのです。
お嫁さんは普段通りなのに、お姑さんだけが怒っている状態だと息子さんも板挟み状態になり、辛い思いをしなければなりません。
そんな事にならないためにも、母の日に何もなくても、それ以外の日のお嫁さんはどうなのかをしっかりと思い返してみて下さい。
誕生日やお正月、さらに特別ではない日に何か感謝の気持ちを伝えられたことはありませんか?
プレゼントをもらったり、食事に連れていってくれることはありませんか?
もしそういう事が母の日以外にあるのであれば、お嫁さんは「母の日」という日にこだわっていないだけということになります。
そう考えると、母の日を無視しているのではなく、お嫁さんが母の日に特別な事をしないだけということが分かってきます。
それが納得できれば、お姑さんもきっとお嫁さんに腹をたてることなく、円満に関係を続けることが出来るようになるはずでしょう。
母の日だからといって感謝されない。。感謝を求めるべきだろうか?
母の日には出来れば感謝の言葉をもらえると嬉しいですよね。
しかし、さきほども述べたように「母の日」という日を特別に思っていない方は少なからずいます。
「母の日はプレゼントも感謝の気持ちも何もなかった…なんて嫁なのかしら」
と腹立たしい気持ちになってしまうこともあるかもしれません。
しかし、普段から感謝の気持ちを伝えられていたり、プレゼントや食事をもらったりするのであれば、母の日にこだわる必要はないのではないでしょうか?
どうしても母の日に何かしてほしいというのであれば、息子さんにそれとなく話してみるのが良いかもしれません
他人であるお嫁さんには言いにくい事でも、自分と血の繋がった息子であれば話せるでしょう。
ストレートに
「母の日感謝してよ。何かして!」
とはさすがに言えないので、やんわりと母の日をにおわせる話をしてみると良いかもしれません。
例えば
「○月○日母の日何か予定があるの?その日遊びに行こうかしら」
「お花屋さんに行ったらカーネーションがたくさん置いていたわ。もうそんな時期なのかしら」
など、母の日を連想させる話をさりげなくしてみると、息子さんも気付いてくれるかも。
しかし、あまり母の日に執着して話をしすぎると息子さんも困ってしまうケースもあるのでほどほどにするようにしましょう。
お互いが気持ちよく母の日を過ごせるには、母の日をあまり意識しすぎずに普段通りに過ごすようにすることが一番良いかもしれませんね。
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まとめ
いかがでしたか?
母の日に感謝の気持ちを伝えるかどうかというのは、人によって考えが違うようです。
そのため、嫁姑の関係になって母の日に何もない場合には
「お嫁さんから無視されているのかしら?」
と思うことがあるかもしれません。
しかし、母の日に何もアクションがないからといって感謝されていないわけではないことも多いのです。
母の日以外の日に感謝の気持ちを伝えている日があるかもしれません。
そのため、腹を立てる前に一呼吸おいて一度考えてみましょう。
どうしても母の日に感謝の気持ちをもらいたいと思うのであれば、日頃から何かプレゼントをもらう時に
「母の日にまとめてしてくれると嬉しいんだけどな」
とやんわりと自分の気持ちを伝えておきましょう。
そうすることで、頻繁に感謝の気持ちを伝えたりプレゼントを用意する必要がなくなり、お嫁さんも気持ちよく母の日に何かしてあげたいと思うようになるはずです。
「母の日に無視されてしまう」
と思い込まず、お互いに少しずつ考えを出し合い、自然にお互いが満足出来る母の日の過ごし方を作り上げていきましょう。
そうすれば、これから先も嬉しい母の日が迎えれるようになるはずです。