喧嘩 仲直り

私の子供を幼稚園に通わせている時の事ですが、あるママ友同士が喧嘩をしたことがありました。

私はそのママ友二人とはどちらとも大差の無いようにお付き合いをしていました。

それでも半年間いろいろありました。

その時の事を書いていきたいと思います。

ママ友との関係を修復する方法とは!?

喧嘩 泣く

この二人のママ友はお互いに幼稚園のクラスも同じでママ同士も年が近いのもあって仲の良い二人でした。

週末には二人の家族同士でバーベキューをしたりキャンプに行ったりして家族ぐるみで仲良くしていたそうです。

そんな仲の良い二人だったのですが、年中さんの時に一人の子に障害があることが分かりました。

普段見ている感じでは全く気が付かなかったのですが、軽度の発達障害があると言われたそうです。

私にそのママ友が話してくれた時は涙を浮かべながら話していて“不安なんだろうな”と分かりました。

それからそのママ友は療育に通ったり、検査に行ったりして幼稚園をお休みする事がありました。

そんな中、いつも仲良くしていたママ友の子供がその子にちょっかいを掛けるようになってきました。

皆より理解する時間がかかったりしている時は発達障害と言われた子にその子が教える。

出来ない事を教えてあげる。

幼稚園でのお世話をしてあげる。

そんな関係になっていました。

口調も同い年と言うよりは、先生に近いような話し方でした。

それを見た発達障害だと言われた子供のママは辛かったそうです。

今までは同じように大きくなっていたのに、だんだん自分の子供が従う立場にされている。

時々子供同士なので叩いて言うことを聞かせていたり、無理やりやらされている場面も見る時がある。

そういう場面は全く見ないでお世話しているところをママ友が

「○○ちゃん!いつも●●ちゃんのお世話してあげてね!●●ちゃんの先生になってあげるのよ!」

と発達障害を言われたママ友に聞こえるように言うそうです。

それがとても鼻につき、嫌だとも言っていました。

そんな事柄が発端となり二人の喧嘩が始まりました。

ある放課後、子供達が遊んでいる時に事件は起こりました。

発達障害の子のおもちゃをその子が取ったのです。

「●●ちゃんはこれで遊んではいけません!これはお姉ちゃんのおもちゃよ!」

と言ったそうです。

溜まりに溜まっていたものがプツン!と切れてママ友は子供に

「●●!そのおもちゃ使っていいんだよ!○○ちゃんそんないじわる言わないで!」

ときつい調子で言ってしまったそうです。

それで言われた子が泣き出して見ていなかったママ友が駆けつけてきました。

そこからはお互いの嫌なところの言い合いでした。

最後は幼稚園の園長先生が出てきて終わりました。

それからママ友同士挨拶もしない、無視している状態でした。

ママ友との喧嘩を仲直りする為にどうすればいい??

子供 喧嘩

この二人は結局仲直りしました。

どうやって仲直りできたかと言うと、幼稚園の園長先生が仲直りさせてくれたのです。

放課後、何日も何日も園長先生がママ友と話をしていました。

“仲直りしなさい”とか“あなたから謝りなさい”とかいう話ではなくてじっくり話を聞いてくれたそうです。

そのうちにだんだん自分の気持ちを話していくことができたそうです。

ママ友の嫌なところばかりが出てくるのですが、何日も聞いてもらううちに助けてもらった事やお世話になった事も出てきて気持ちの整理が付いたそうです。

発達障害と言われて今はそれを受け入れるのに精一杯やっているつもりだけど、普通の子供と一緒に大きくなってほしい事や、小学校に行っていじめられるんじゃないかと言う不安がある事。

“発達障害にしてしまったのは自分の育て方が悪かったからじゃないか?”

“母乳を上げるのをしんどくなって無理に断乳したから脳に栄養がいかなかったのかも”とまで考えたそうです。

そんな不安も園長先生が毎日聞いてくれて、だんだん落ち着いてきた頃にお互いに話す機会を作ってもらいました。

そこでお互いの気持ちを泣きながら話したそうです。

お互いに謝ってこれからも仲良くしようと言い合ったそうです。

※子供が小学生になるが関係は疎遠になるもの?

※ママ友との喧嘩は恐ろしい。。。無視される

※ママ友への年賀状はどうするべき

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まとめ

この幼稚園の園長先生は定年間近の大ベテランの園長先生でした。

あとから聞いてみると、

「子供の喧嘩も大人の喧嘩も一緒。

みんな違っていいんだから喧嘩も大切。

幼稚園ってほんとにドラマティックよね。」

と笑っておられました。

今、もしママ友との喧嘩で悩んでいるなら信頼出来る人に思い切って相談してみる事で早くに解決出来るかもしれません。

一人で抱え込まないで人を時には頼ってみる事も大切な事だと思います。