5G 人体影響

近年急速に普及しているスマホやタブレットなどの携帯端末は、年々性能が高く進化しているだけでなく、通信速度も向上を続けています。

現段階の通信速度でも、スマホやタブレットは十分快適に使用することが可能なのですが、より快適な通信を目的とし、現在は5Gサービスの提供ができるよう開発が進められているようです。

人々が生活をする上でより高い質の使用を考えた上での開発と言えますが、この5Gのサービスが普及していくことで、メリットだけでなくデメリットも生じてくることも考えられます。

現在この5Gの普及が進むことによって懸念されている問題点のうち、最も深刻に捉えなければならない問題として挙げられるのが、人体への影響す。

通信速度が速くなり、質のよい画像や動画などを見たり、接続が速くなるという一方で、高速化に必要な高い周波数のマイクロ波が必要になります。

そのマイクロ波を広範囲でとばすには、基地局の数を今までよりも広範囲に、そして多数設置する必要が出てくるのです。

そのため、そこから発せられるマイクロ波が、生活をする人々の体に何らかの影響を与えてしまう恐れがあると言われています。

そこで、ここからはこういった5Gに関するメリット、デメリットなどを詳しくみていき、実際に人体にどういった影響があるのかをお話していきたいと思います。

5Gがもたらす人体への影響とは?

 5G メリット

5Gの開発が進み、現実として利用することができるようになった場合、実際に人体にはどういった影響があるのでしょうか。

もちろん、この議題には賛否両論の考えがあり、電波などの研究をしている研究者と、開発をすすめている会社との間では意見の相違が見られます。

そのため、現実に日本でも5Gの導入が始まれば、どのような健康被害がではじめるのか不明確での状況での普及となる恐れがあるようです。

アメリカでは、過去に5Gのアンテナ設備を建てたことで頭痛や不眠、記憶障害、意識障害などの健康被害が出たという訴えが出たことがありました。

5G設備が原因で出た症状かどうかを確かめるべく、症状を訴えた人々を5G設備がない場所へと移動させることでこれらの症状が治まり、普段通りの生活に戻ったという実例があります。

その際に、計測されていた非電離放射線レベルは、安全と基準づけられている上限よりもはるかに少ない数値だったにもかかわらず、人々が体調を崩してしまったということが問題となりました。

このように5Gを現実として取り入れるのであれば、5Gを発信する基地局や設備の近くに住む人々や、常に電磁波を受ける人々がどのように体調に変化をきたすのかを重視し、何らかの対策を講じる必要性があるでしょう。

個人で気軽にできる対策にはこちらがオススメです。

※5Gのこれまでの4Gとの違いや生活の変化についてはこちら

5Gのメリットやデメリットは?

 5G デメリット

5Gになることによって人体への影響などが懸念されますが、実際にはメリットもたくさんあります。

メリット、デメリットの両方をみて5Gの普及に関して考えてみる必要があると思います。

【メリット】

・従来のLTEの1,000倍もの通信速度になるため、インターネットの閲覧などが今よりも快適になる

・通信コストを削減できる

・5Gになることで多くの人が通信を行っている場所でも快適に通信を行うことができる

・通信トラフィックの増大に伴うネットワーク障害にも迅速に対応できるようになる

【デメリット】

・基地局などの設置により人体への影響が懸念される

・セキュリティやプライバシーにかんしてのリスクが高まる

・現在の端末では対応ができないため、5G用の端末を購入しなおす必要がある

・実際に普及が始まっても、認知度が低いため広く知れ渡るには時間がかかる可能性がある

 

このように便利な社会を作るための5G普及の推進は、メリットだけでなくデメリットもあるということもしっかりと認知するようにしましょう。

※5Gが普及する事で注目される職業についてはこちら

まとめ

いかがだったでしょうか?

2020年には5Gを本格的に導入する予定のようですが、さまざまな観点や問題から2020年に間に合うかどうかはまだ未定なようです。

しかし、5Gの普及により現在よりも快適になり、仕事などで通信を必要としている人にとってはとても助かるものだと言えます。

その反面、何らかのデメリットがあることも考えられるので、5Gの普及がスタートしてもそれを自分の生活に取り入れるかどうかは完全に自己判断になります。

これからもさまざまな研究や評価などが進み、研究結果などが発表されていくようになると思うので、そういった内容を参考にし、5Gを取り入れるようにしましょう。